大人の鼻血

この2〜3日の間に、患者さんの中で何十年らいぶりに鼻血が出たと言われた方が二人も居られたのでこのテーマを取り上げたいと思います

子供の頃は、こけて顔を強打したりして鼻血を出したり、お風呂でのぼせて鼻血を出すことは経験された方も多いと思います。

特に子供は毛細血管や皮膚が薄く鼻の粘膜が未発達で少しの刺激で破れやすく出血しやすいとされています。場合によっては鼻をかむだけでも鼻血を出すこともあります。すぐに止まる場合は気にすることはないとされていますが、やはり子供でも大人でも頻発する場合は、貧血などの血液の病気の疑いがありますので、なかなか止まらない場合や何度も繰り返す場合は病院での検査が必要になります。

大人の場合、この季節に多いのは花粉症の為に鼻を強くかむことによって鼻の粘膜が傷ついたり、寒暖差の変化による血圧の急上昇によって起こることなどがあります。いわゆる冷えのぼせの状態で体が外気温に付いていかない事が原因とされています。また血栓症を防ぐ為に飲まれている薬の副作用で血が止まりにくいということも多いみたいです。

昔だと、鼻血を出したらすぐ仰(上)向けに横になってなんてありましたが、基本鼻血が出た場合は横にならずに壁や椅子の背もたれにもたれかかるようにしてください。アゴを少し引くようにして出血している方の小鼻を指で押さえるか親指と人差し指でしっかりつまんで10分ほど圧迫し続けてください。

大量の場合、ある程度出るまで洗面器などに出すようにしてください。飲み込んではダメです。

また氷やアイスバッグで冷やせるものがある場合、鼻にティッシュを詰めた状態で出血側の鼻を上から冷やしてください。血管が収縮するので出血量が抑えられます。気をつけてもらいたいのは脱脂綿を丸めて鼻の奥に詰めないようにしてください。清潔なティッシュ一枚を四つ折りぐらいにして葉巻状に丸めて鼻から一部出るようにしないと止血後に鼻から抜く際にまた傷をつけ出血することもありますので注意してください。

それでも出血が止まらないようであれば耳鼻科や病院で止血処置をしてもらってください。短期間に何度も鼻血を繰り返すようであれば精密検査が必要です

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